たくさんの整体院さんのホームページを拝見しており、少し気なる共通点が散見されたのでご参考くださいませ。
- 初回料金の設定
- 具体的にどう身体を触るのか
- ファーストビューを意識
- 施術時間
初回料金設定
初回料金の設定はデリケートです。
利用者さまが「初めて」いく整体院さんに大きな不安を持っていることは事実です。集客にお困りの場合は、一度見直してみてはいかがでしょうか。
個人的に気になったのは、よく見かける一日〇〇名様限定という言葉。
期間限定~ならわかるのですが、一日〇名様限定~だと、少し 「ん?」ってなる言葉のように思います。(たぶん利用者様も)
それからホームページのメニュー内で、プルダウンメニューの中に「料金表」を入れないほうがいいと思います。利用者様は、料金または料金表という「言葉自体」を探しているので発見できない(そのボタンがプルダウンで展開すると思っていない)です。
施術内容ページの中に料金を書くのも同じ理由で(料金表という言葉自体を探している)やめたほうがいいと思います。
具体的にどう身体を触るか
具体的にどう身体を触るのかについてしっかり言及されたほうがベターです。ポキポキしない/痛くないでは少しわかりにくいかと思われます。
筋肉に対して何かするのか、骨へのアプローチなのか、リンパなのか、そういったことへの言及があれば、理解が深まりより安心感が高まるように感じます。
+およその施術時間を明確にすることも大切です。
(マッサージ店ではないので〇分というのはちょっと…)ということとは別の意味で、利用者様も次の予定があると思いますので、そういった意味におきましては「わかりやすく」明記するほうがベターだとは思います。
ファーストビューとは?(重要)
スマホであれば「スクロールしなくても最初に表示される画面の範囲」のことです。パソコンでも同じです。スクロールしなくてもまず映し出されている画面のことです。
ファーストビューはウェブ業界内では非常に大切な考え方です。「ファーストビューで納得できれば」次のアクション(スクロール)をしてもらえます。
ファーストビューで「おっ!? 」と目を引くような何かがあるか、または精査された情報が表示されていないと、画面を閉じられてしまうことが多いです。せつないですね(;’∀’)
ファーストビューをいかにうまくまとめるか?ウェブ戦略における最重要チェックポイントです。
おそらく整体院さんがイメージされている10倍の人が、ファーストビューで画面を閉じていると思います。そういったことも意識されてみてはいかがでしょうか。
施術費用が高目なのでファーストビューに金額表示はまずい?
そんなことはないと思います。
高いか安いかではなく、利用者様は純粋で素朴な疑問として「いくらなの?」ってことを探しています。なので明瞭にファーストビューで答えてあげるべきだとは思います。
どうしても説明してから料金を書きたくなるかもしれませんが、それですと読んでもらえていない可能性が高いです。(ページ滞在時間・直帰率はどれぐらいでしょうか?)
特にランディングページは金額がどこに書いてあるかわからないので、気もそぞろに説明を読んでいる(内容が頭に入ってない)ケースもあるでしょう。
もちろん「金額優先」で考えている利用者さんの場合、ファーストビューで離れてしまうかもですが、それでいいのではないでしょうか(今回は目的が合わなかっただけ)
すべての人を対象としないことはウェブ戦略の基本です。
お金をあまり気にしていない人は、ファーストビューで1万円と飛び込んで来ても、特に気にならないです。むしろそういったタイプの利用者様は、そういう姿勢に潔さを感じますので好感度アップではないでしょうか。
金額を隠そうとしているわけでないと思いますが、二兎を追う者は一兎をも得ずになってしまっているホームページが目立ちました。
まずは金額をファーストビューで明瞭にしてみてあげてください。大きく集客の変わる部分でもあります。アドバイスというと僭越ではございますが、ご参考にされてみてください。
お読みいただきありがとうございました。